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2006年1月19日 (木)

第3回:静音に熱はつきもの

PCパーツというのは兎角熱を持ちやすいものです。

どうやって熱を逃がしてやるか、熱を冷やすのかという所に通常は重点を置くべきですね。ただ、静音の場合はちょっとだけ違います。熱も逃がしますし冷やさなければならないのは同じなのですが、いかにして効率的に熱を逃がすか。いかにしてファンを使わずに熱を冷ますのか、こういう所がポイントとなります。

通常、PCケースの電源ユニットファンは電源ユニット内部の熱を逃がすために付属しているものでした。それが、スペックの向上などで大量の熱が発生するようになると、電源ユニット内部の熱だけでなくPCケース全体の熱、特に「CPU」の熱を逃がす為に大口径のファンが搭載された商品が出てくるようになりました。最近の電源ユニットを見てもらえれば一目瞭然ですね。

Photo03

写真はabee社のSR-1450Aです。

さて、なぜ「CPU」の熱を逃がすために電源ユニットのファンを大きくする必要があったのでしょうか?それは物理などで習った方もいらっしゃるかも知れませんが、基本的に熱(熱い空気)は上昇するからですね。だからCPUの上に取り付けられている電源ユニットのファンで熱を吸い込んで外に排出するように考えられた訳です。

そして、熱を発生するパーツと言えばビデオカードですね。ほとんどのビデオカードにはファンが取り付けられています。それだけ熱が発生する訳ですが、なぜか下向きですね、取り付けると。上に向ければいいのにと私は思ってしまいますが、上に向けるとマザーボードのチップやCPUがある為に熱がもっと篭りやすくなります。その為に最近のPCケースの側面にはビデオカードの熱を逃がすために小さい穴がいくつかあいています。メッシュみたいになってますよね。そこから逃がすように考えられています。

そして忘れがちなのがハードディスク。ハードディスクで一番熱くなる場所をご存知ですか?それは表面でもなく基盤でもないんです。なぜか側面が一番熱くなります。そういう構造なのでしょう。確かに側面が熱くなればケースに熱が伝わって逃げやすくなると思いますね。ケース全体が熱くなるということは普通はありませんから。

静音化をするにあたって熱との戦いは避けることの出来ない戦いなのです。どうやってこの問題をクリアしていくのか。この問題をクリアできれば静音化の道は開けたも同然です。

どうでしょう?静音化をする前にある程度の知識は得られましたでしょうか?すべてが正しい訳ではないと思いますが実体験に基づいて書いているので大きく違うところはないと思います。是非参考にしてくださいね。

さて、次回はやっとパーツ編。

「静音CPUFANに交換してみよう」です。オススメパーツもご一緒にご紹介します。

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2006年1月16日 (月)

第2回:どこからどこまでが五月蝿く感じるか

さて、どこからどこまでが五月蝿く感じるかですが・・・

正直音の感じ方には個人差がありますので何とも言えないんですよね。自分が静かだと思っていても別の人は五月蝿いと感じたりしますよね。ただ、絶対に五月蝿くないレベルの音っていうのはあります。

「無音」です。

数値で表すと0dBですね。ただ、パソコンでこの数値をはじき出そうとしたらどうやってもどうあがいても無理です。

なので一般的に五月蝿くない、静かだと判断される15dB以下のパソコンを作ってみました。今弊社で販売している「SuperSilentシリーズ」です。完全ファンレスですのでファンは1つもついていません。気になるのはHDDのアクセス音が少し聞こえるくらいです。

さて、本題に戻りましょう。

では、メーカー製パソコンや自作PCで静音パソコンを作るのは無理なのか。そんな事はありません。作れます。(独自規格の電源やファンなどを使用してる場合は難しいですよ)

その作り方は順に説明していきたいと思います。

大きく分類して5つほどあります。

1.CPUFANを交換する。

2.ケースFANを交換する。

3.ビデオカードのファンを交換する。

4.電源ユニットを交換する。

5.吸音・静音シートを取り付ける。

これらを交換・追加することによってかなり静音化できるはずです。よく静音について個人でWebを作って公開されていらっしゃる方がいらっしゃいますが、色々と勉強されてたり加工されたりしてすごいなと思います。しかし、ここで説明する方法はあくまで初心者の方でもちょっと勉強すれば、ちょっと自分でいじってみれば出来ることを前提に考えていますので安心して(?)ご覧下さい。

次回は「静音に熱はつきもの」です。

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2006年1月15日 (日)

第1回:まず静音とは

静音とは・・・その字の如く「音の静かな」ことですね。

良くある質問で「パソコンが五月蝿いので静かにしたいのですが、何かいい商品はありませんか?」というものです。これだけでは、流石の私も何が五月蝿いのか見当がつきません。(長年の経験でCPUFANかケースFANだろうとは考えますが)

ここでまず一つ目のポイントです。

「何が五月蝿いのかをまずつきとめる」です。

これはパソコン静音化するにあたってとっても重要なポイントですのでこれから取り組む方には是非ともチェックしていただきたい。

どうやってチェックするのかわからないという方も中にはいらっしゃるでしょう。そこで簡単なチェック方法を。

1.CPUFANを止めてみる。

これが一番多いかもしれませんね。特にIntel系では。LGA775になってからは起動時かなり五月蝿いです。で、一旦回転数が下がったと思いきや熱が上昇しだすとまた五月蝿くなります。チェック方法としては電源の入っていない状態でマザーボードからCPUFANのコネクタを外してほんの数秒起動してみましょう。いつもと比べて静かであればまずCPUFANを交換するべきです。

2.ケースFANを止めてみる。

2番目に多いのがこれかもしれません。チェック方法はCPUFANと同じです。マザーボードに接続されていないタイプのFANもありますのでよく確認してください。ケースFANが五月蝿い場合は低回転のものに変えてみましょう。

3.ビデオカードを外してみる。

3番目はこれでしょうか。ビデオカードが付いているパソコンは高性能なものほどFANが付いています。一度電源が入っていない状態でビデオカードを外してみて起動してみてください。外した状態で静かであればビデオカードのFANを静かなものに交換するか、FANの付いていないビデオカードに交換してみてはいかがでしょうか?

4.CPUFANとケースFANを止めて、ビデオカードも外してみる。

これは電源ユニットの五月蝿さをチェックします。やり方は上の3つをまとめてやってみてください。静かにならなければ大きなFANのついた電源ユニットに交換してみるか静音タイプの電源ユニットに交換してみましょう。

5.ハードディスクの電源を抜いてみる。

最後はハードディスクの電源を抜いてみましょう。これも電源を入れる前に抜いておきそれから起動してみます。ハードディスクとケースが共振を起こして五月蝿い場合もあります。その場合はハードディスク用のヒートシンクなどに入れてみるのも手ですね。

5通り説明いたしましたがいかがだったでしょうか?分かりにくい部分もあるかもしれません。その場合はコメント欄へご記入ください。回答はこのブログ上で行います。

次回は「どこからどこまでが五月蝿く感じるか」です。

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2006年1月14日 (土)

はじまりました

今日からはじまりました、静音の心得。

どんな事を書いていくかと言いますと、パソコンを静音化する場合の注意点や静音パーツなどを紹介していこうと思います。時々脱線することもあるかと思いますが・・・。

第一回は明日の更新です。

題名は「まず静音とは」です。

これを知らないと始まらないでしょう。

ということでお楽しみに。

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